Special characteristics of our college ー本学の特色
国際仏教学大学院大学は、充実した文献資料を備えた、仏教学研究の最先端の場です。
国際的に活躍しうる研究者の養成を目指しています。
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02図書館
古今東西の文献と、
先人による精密な研究の蓄積
高麗大蔵経
新印本
本図書館では洋装本の他に、1236-56年雕板の原版木で覆刻された新印本も所蔵する。
14万冊を超える仏教学関係資料を所蔵しており、質・量ともに斯学有数の研究図書館として世界的にも高く評価されています。
図書館へ03国際仏教学研究所
海外の優れた研究成果に触れる
海外の著名な研究者による講演会を開催し、国際的な学術交流を推進しています。また、これまで出版された学術刊行物は、その分野の研究に必要不可欠な極めて重要な研究書として、世界中の研究者に注目されています。
60点を越える学術刊行物を出版しており、世界的に高い評価を得ています。
04日本古写経研究所
今後の仏教研究に欠かせない
日本古写経に関する情報の中心
㆝野山金剛寺所蔵
『大般若波羅蜜多経』
金剛寺一切経では、『大般若波羅蜜多経』のみ内箱を用いて収められている。
日本のいくつかの寺院には奈良平安時代の古い写経が伝えられています。驚くべきことに、そこには現在一般的に使用される漢文大蔵経とは異なった、古い内容をもつものが残存していることが明らかになりました。それらは中国大陸では既に失われ、日本にしか残っていません。つまり、この日本古写経を参照しなければ、今後の仏教研究は不可能になるのです。
金剛寺蔵
『観無量寿経』巻首
平安時代の朱点と黒点が施され、法然が『観経』をどのように読んでいたのかを知る資料となっている。