国際仏教学大学院大学における研究活動に係わる行動規範

平成19年11月1日制定
平成27年9月30日改正

国際仏教学大学院大学(以下「本学」という。)は、研究費の不正使用ならびに研究上の不正行為を未然に防止するため、以下の行動規範を定める。
本学教職員は、以下の行動規範を遵守し、公正な研究の遂行に努めなければならない。

  1. 研究者はじめ本学教職員は、本学の研究活動における研究費が国費や外部資金により支えられていることを踏まえ、研究費の使用にあたり、関連の法令、通知及び本学諸規程等を遵守し、研究費の不正使用をしてはならない。
  2. 研究者は、研究活動において、捏造、改竄、盗用、等の不正行為や論文の二重投稿、不適切なオーサーシップ等の研究者倫理に反する行為を行ってはならない。又、研究データや資料等の適切な管理及び保存により透明性と説明性をもって研究活動を整備し、研究成果の信頼性を確保しなければならない。
  3. 研究者は、研究活動に伴う守秘義務を遵守し、研究活動の過程において知り得た個人情報の保護に努めなければならない。
  4. 研究者は、研究活動にあたり、産官学連携に伴う利益相反の発生に充分留意しなければならない。
  5. 研究者は、研究活動において、個人の人格と自由を尊重し、その属性及び思想信条による差別をしてはならない。又、研究上の立場を利用したハラスメントを行ってはならない。
  6. 本学教職員は、不正行為があった場合は、その是正に努めなければならない。又、不正行為が現に行われ、若しくは、行われたことを知った時は、それを放置してはならない。